カラクサシダ

 南丹市の渓谷。 樹の幹を被ったコケを眺めていると、コケとは違う切れ込みのある葉が目にとまりました。 小さな葉の表面には毛が生えています。 コケの中に好んで生えるというカラクサシダです。 このシダは秋から葉を伸ばし翌夏には枯れる冬緑性という性質をもつようで、この時期は葉がきれいです。 とはいえ、コケの中に隠れてなかなか見つからないのですが。