冬芽の観察:アカメガシワ

冬は落葉樹をじっくりと観察するよい機会です。葉は枯れますが、冬芽や葉痕は数ヶ月の間変化しないので、観察にはうってつけです。日頃何気なく見過ごしている木々の冬の姿を探してみませんか?誰かや何かに似ている姿を見つけることができるかもしれません。

アカメガシワはトウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木で、雄の木と雌の木があります。河川が氾濫した後や荒れ地にまず最初に生えてくる「パイオニアプランツ」の一つとして知られます。新芽が赤く、これを白い紙にはさんでたたくと、葉の形が紙に写って「葉拓」をとることができる木としても知られています。アカメガシワの1年を見て見ましょう。