三川合流の樹木に奇妙な痕跡を認めました。なにやら猫の笑い顔に似ています。「不思議の国のアリス」のチェシャ猫、それとも「となりのトトロ」の猫バス?...正体はニワウルシの葉痕。ニワウルシは特大の葉痕を持ち、2年枝3年枝では、樹木の生長と共に葉痕が伸びて広がり、猫のニヤニヤ笑いになります。ニワウルシはシンジュとも呼ばれる中国原産の落葉高木で、明治時代に日本に導入されたそうです。丈夫な樹木で、導入当初は街路樹などにも用いられましたが、やせ地にも生える旺盛な繁殖力で現在は「侵略的外来種」の「特定外来生物」に指定されてしまいました。右下が1年枝の葉痕です。三川合流にて。(クリックで拡大)