冬越しのキイロテントウ

キイロテントウは小さなテントウムシで、カビなどの菌類を食べるおとなしい昆虫です。この時期は寒さを避けて常緑広葉樹の葉陰などに身を寄せ合って冬越しします。この写真を撮った日は暖かったので、仲間が出払ってしまったようで、寝床にいるのはわずか数匹でした。このような使い古しのクモの巣は、冬の間小さな昆虫の命を守る大切なゆりかごとなります。