渡月橋へ自転車を走らせていると、1本のセンダンの木が賑やかなのに気づきました。すでに実はすべて落ちているのですが、ヒヨドリたちが群がっています。何だろう、とよく見ると、地上に落ちている実をくわえて舞い上がり、枝の上で飲み込んでいるのでした。落ちている実はかなり大きめで、先に鳥達が飲み込めずに落とした「残りもの」のようです。放り上げてくわえ直したり、目を白黒(?)させながらようやく飲み込んだり、大騒ぎしています。冬枯れのこの季節、貴重な「福」にありつけましたが、福はあまり欲張らず、ほどほどが良いようで。