久しぶりに嵯峨野を散策しました。農道の脇にオランダフウロが咲いています。日だまりではすでに細長い果実をつけているものもあります。帰化植物ですが、この付近にしか見ないようです。嵯峨野の春の風物詩と言えるのではないでしょうか。ちなみに英語名はstorksbill(コウノトリのくちばし)というそうです。果実の形を見ているのでしょうね。日本では同じフウロソウ科のゲンノショウコを神輿草(みこしぐさ)と呼ぶこともあり、これは果実が開いた形からの連想です。お国が異なると名前の着眼点が異なるのが興味深いですね。