ブラシノキの開花が始まりました。コップ洗いブラシそっくりの花の形、真っ赤な色、とても目立ちます。場所は松尾大社の山門脇。なぜここにブラシノキなのでしょうか?...謎です。
もともとオーストラリア原産の樹木です。結実した果実はとても固く、花序の先端から枝を伸ばすので、果実は一年ごとに枝を巻いた状態で何年も残ります。現地では森林火災が起きた際に炎の熱の刺激ではじめて果実が開き、種子を飛ばすそうです。京都では結実を見ないようですが、以前淡路島で5年前からの果実が付いた木を見たことがあります。桂川では上野橋右岸下流の自転車道脇にも一株あります。