ナガバハエドクソウ(長葉蝿毒草)

 渡月橋上流にナガバハエドクソウが咲いていました。年配の方なら「蝿とり紙」をご存じだと思いますが、その表面に塗られていた粘液をこの根から採っていたのが名前の由来です。植物には嫌われ者のノミ、シラミ、ハエ等が名前についているものが有りますが、50年ほど前までは私たちに最も身近な昆虫だったのです。