17日のJR鉄橋付近桜並木の例会では、夏の桂川の植物や昆虫を数多く確認することができました。その中で、スズカケの木のように丸い実をつけたラクウショウ(落羽松、ヌマスギ)が印象に残りました。場所は堤外児童公園です。池や湿地の傍に見かけるラクウショウをなぜここに植栽したのかはよくわかりませんが、軽やかで繊細な枝葉が心地よい木陰を提供してくれています。ラクウショウと言えば、周囲に太い呼吸根(気根)を石筍のように伸ばす姿が印象的です。しかし、堤防上では十分に呼吸ができるのでしょうか、呼吸根は全く見当たりません。これも興味深く感じます。