桂川河畔のサネカズラが花を付け始めています。サネカズラは雌雄同株もあり異株もあるそうですが、雄花も雌花も黄白色の美しい花被片に守られています。雌花は地味に徹し、雄花は一見地味な中にも密かに派手さを抱えているところが粋と言えるかもしれません。つぼみはまだたくさんありますので、しばらく楽しめそうです。しかし、川にせり出した木に絡みついているので、不用意にのぞき込んで川中にドボンとならないよう、観察にはくれぐれもお気を付け下さい。(写真左、右上は雄花、写真右下は花弁を落とした雌花と雄花:いずれも大堰川右岸にて)