宿木(ヤドリギ)

 背割り堤の桜に1つだけ、球形に枝葉を茂らせた宿木がありました。                   よく見ると、黄色の実がついています。この実はレンジャク類が好んで食べます。果肉はとても粘性が強く、鳥の糞として排泄された粘性の強い物質に包まれた種が木につき、そこから発芽するのが宿木の戦略です。
宿木の花言葉は、「困難に打ち勝つ」「忍耐」らしいですが、宿主の桜こそその花言葉があてはまると思えます。