ガガイモ

 桂離宮近くの河原に、ようやくガガイモが咲き出しました。幸せを運ぶ、架空の生物「ケサランパサラン」はガガイモだとの説があります。この実は12月半ばに開いて、種髪と呼ばれる綿毛にぶら下がった種が、北風に乗って旅立ちます。それを見た子供たちは、一様に幸せにあふれた顔で歓声を上げますので、その瞬間だけでも、ガガイモの面目躍如といったところでしょうか?
 横から見ると、花弁は毛に覆われ、真ん中から波平さんの頭の毛の様な柱頭が目立ちます。