夕刻、健光園前の罧原堤道路の法面のあちこちがほんのり赤く染まっていました。ハゼランです。クズやその他の雑草に負けず伸び上がり、3つ4つの群生となって、小さいですが桜の花が咲いたようです。
ハゼランは午後遅くから咲き始めるので、三時花(さんじか)あるいは、咲いた花が花火のように見えることから(はなびぐさ)などと呼ばれます。明治初期に観賞用として移入され、繁殖力が強いために全国に広がったとか。
太い根を持ち、乾燥に強く、鉢植えなどに生えてしまうと、取り除くのがなかなか難しい...ならば目くじら立てずに、3時頃に一気に咲く様子を鑑賞して楽しむとしましょう。開花に要する時間は3分から5分程度です。下のビデオは時間を短縮しています。