夏の使者

 以前「ゴキヅルの精」として紹介した、アシナガモモブトスカシバに出会いました。曇天の夕刻のためか、葉表に止まって動くこともなかったので、じっくりと観察できました。長い後脚に飾り羽根のように伸びた毛と、翅や脚の七色に輝く鱗粉で着飾っています。河川改修と共に減少が危惧されている昆虫(環境省レッドカテゴリ: 絶滅危惧Ⅱ類)です。生育環境を守りたいものです。