先日の松尾谷例会でリンボクの花を見ました。リンボクはバラ科の常緑樹で秋に花を咲かせます。バラ科で秋はちょっと珍しい。このようなバラ科の植物はないかなあ、と京都府立植物園を探していたら、バクチノキに行き当たりました。バクチノキは、古い樹皮がはがれ落ちて赤みがかった幹肌が見えることから、博打で身ぐるみはがれる様子になぞらえて名付けられたようです。この木もバラ科で常緑樹、秋に花を咲かせます。リンボクの花と、バクチノキの花を並べて見てみましょう。よく似ていますね。(左:リンボク、右:バクチノキ)
リンボクの樹皮(左)とバクチノキの樹皮(右)です。全然似ていませんね。花こそ似ていますが、バクチノキに比べると、リンボクは随分と身持ちが良さそうです。来年の2月には府立植物園で例会が予定されていますので、皆で確認しましょう。