竹林脇にて、きれいなハチに出会いました。いろいろな植物の葉の縁で産卵行動を繰り返しています。写真を撮り帰宅して名前を調べると、キスジセアカカギバラバチというハチでした。「二次寄生」という特殊な寄生を行うハチだそうで、発生の特殊性ゆえに確率が低い、それを補うためにたくさんの極小の卵を様々な葉裏に産み付け、発生の機会を確保しているそうです。「カギバラ」は」「鍵腹」で、鍵のように折れ曲がる腹部の様子から名付けられたとか。観察していると、下ばかりでなく上にも見事に折れ曲がるお腹に感心しきりです。瞳のように見える目がちょっとかわいい。