web発見伝に毎年のように投稿されるアシナガモモブトスカシバを「花の小径」の水辺で見ました。
環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧種にランクされている昆虫ですが、桂川では所々で見られます。
それは幼虫の食草のゴキヅルがあることの証でもあります。ゴキヅルは水辺を生育場所にしているため、洪水の影響をもろに受けますが、幸い今年は今のところ大雨がないことで順調に生育しています。
アシナガモモブトスカシバは、毛皮に身を包んだ野武士を思わせる強面の風体ですが、まだ桂川には彼らの生息できる自然が残っていることを証明してくれ、安堵させてくれました。