松尾谷のゲートを過ぎて約20メートル、林道脇に見慣れない植物が数株生えています。つややかな緑の葉は対生、葉脈に沿った凹みがくっきり。昨年来「何だろうな~?」と通るたびに思っていました。しかも、時々姿が見えなくなる。摩訶不思議!...10月のこと、きのこ観察に来られた会員のYさんが、じ~っと見つめて「カギカズラじゃないですか!」と一言。指摘されて見れば側枝の葉腋にはあの特徴的な鉤の姿が...。疑問氷解です。時々姿を消すのは、どうやら鹿の食害によるもののようです。カギカズラと言えば、つる性の植物との先入観がありました。観察眼の鋭いYさんに感謝!です。以前の記事はこちらから。