ムラサキシキブの蕾にかぶりついている虫を見つけました。イチモンジカメノコハムシ。長い名前ですが、漢字で書くと「一文字亀子羽虫」(やっぱり長いか (^^;)。ムラサキシキブやヤブムラサキが大好物で、庭師からは「害虫」扱い。しかし近年めっきり数を減らしています。カメノコハムシの類の幼虫は、脱皮殻と糞をおしりの先に付けて、それを「海老反り」よろしく体の上に持ってきてカモフラージュするという習性がありますが、この幼虫もまさにそれ。ムラサキシキブなどの葉っぱの上に怪しげなモノを見つけたら、要チェックです。(成虫画像は2021年撮影)
世界にはもっと奇妙なカメノコハムシの類がいて、「探検昆虫学者」西田賢司氏のレポートが興味深いです。


