北嵯峨を歩いてタケトゲハムシの幼虫とサナギと成虫を観察しました。タケトゲハムシの幼虫は、笹や竹の葉に潜って、内部組織を食べます。このような虫を潜葉虫(せんようちゅう)あるいはリーフマイナー(leaf miner)と呼びます。leafは「葉」、minerとは「鉱山で鉱石や鉱物を掘り出す仕事をする人、鉱山作業員、炭鉱夫」のことです。幼虫もサナギもこの薄い空間で暮らし、成虫になってはじめて葉の外に出てきます。道ばたの草刈りや農薬の散布で最近ずいぶん数が減っています。今年はこれが初めての出会いでした。以前の投稿は⇒こちら

6月17日マインを見つけました。

背後からスマホで光を当ててみます。幼虫がいます。

6月20日サナギになったようです。

7月7日成虫を確認しました。今日は七夕。かぐや姫、それとも炭鉱夫、どっちでしょう?