昨日の日本新薬山科植物資料館への例会で、久しぶりにカカオの木を見ました。カカオは太い枝や幹から直接花を咲かせて実を結ぶ不思議な植物です。ガイドの方から、このような花を幹生花(かんせいか、果実は「幹生果」)と呼ぶと教えていただきました。開花の季節はすでに終わっていましたが、よく見ると、花のあとに極小の(長さ1cmほどの)カカオの実ができはじめているのが確認できます。調べると、身近にはハナズオウが幹生花の植物であることが分かりました。

下の写真は、2年前の例会時に滋賀県の草津市立水生植物公園「みずの森」で撮影したカカオの花です。

