郷里から届いた渋柿の皮を剥いてつるし柿にしました。郷里では「干し柿」よりも「つるし柿」と呼ぶのが普通です。私の幼い頃は、いろりを囲んで柿の皮を剥くのが秋の夜なべ仕事。剥いた柿の皮は一晩で山のようになりました。1本あたり6~7個の柿を藁縄で軒下につるし、しばらくすると柿の実のすだれができあがりました。
自宅マンションの狭いベランダで、PPテープに2個イチでぶら下げるのは風情があるとは言えませんが、秋の楽しみとして、じっくりゆっくり色づいていく柿を眺めています。タイパなどとは関係なし。心地よい楽しみです。
