マントカラカサタケ(追記付き)

 先週金曜日にお送りした「ニューズレター」でも紹介しましたが、昨年より少し遅れてマントカラカサタケが見られるようになりました。マントカラカサタケはハラタケ科に属する大型のきのこ(径10~20cm、柄20~30cm)で、京都では主に竹林に出現します。名前の由来は、傘裏のひだを守っていた薄膜が、傘を開くと柄の途中からマント状に垂れ下がることから。傘が開く前(幼菌)はマッチ棒を巨大にしたような丸い形をしており、これもなかなかユニーク。竹林散策の折にはぜひ出会いたいきのこの1つです。
 今日9月13日には、上野橋の清掃活動の後に有志で竹林へ。あらかじめ前日下見しておいた登山道脇の幼菌が見事に開いていました。傘を触ると、マシュマロのようにふわっふわ。これは新しい発見でした。

追記:その後マントのしっかり付いたものが見たかったので、14日に再訪しました。すぐ近くまで寄れる場所に大きなのが一本。マントが立派です。