三川合流秋景色:ヌルデの実り

 河川敷のヌルデが実りの時期を迎えています。ヌルデは、河川が氾濫や工事などで「かく乱」を受けた後に真っ先に生える「パイオニア植物」として知られていますが、数年経って他の植物が繁茂すると、勢いを失って枯れてしまいます。昨年と同じ場所に行っても必ずしも同じ実りを見られるとは限りません。下の写真は、三川合流の越流堤で見たヌルデの実りです。実を覆って結晶しているのはリンゴ酸カルシウム。舐めるとしょっぱい味がします。戦時中は塩の代用として使われたとか。