ヒメガマは哀しかりけり

 桂川大橋上流の水辺で、ヒメガマが種を飛ばし始めました。10センチの長さのヒメガマには凡そ10万の種が入っているそうです。以前は流域の所々に、ガマ、ヒメガマが見られましたので、毎年数え切れないほどの種を飛ばしていることになりますが、一向に増えません。むしろ急激に減少しています。それはガマやヒメガマに問題があるのではなく、生育できる水辺環境の減少にあります。
北風に乗って旅だったヒメガマの種、どうか良い水辺に着地出来ますように。