七十二侯では「雀始めて巣くう」と言って、雀が巣を作り始める頃と言われています。ということは、鳥にとっては恋の季節。
昨日、渡月橋下流のネムの木で、モズが求愛行動をしているのを目撃しました。♀はじっと様子を見ているだけでしたが、♂はしきりに首を上下左右に振ったり、嘴を少し開けて何かを語りかけたりの動作を繰り返しています。
普段は小さな猛禽とも言われる鋭い目をしているだけに、目じりを下げて懸命にアピールする姿は、滑稽にさえ見えます。
はたして、この恋は成就したでしょうか?
気になるのは2羽の間の細い枝。なんとも無粋です。