ヒマラヤスギの雌花を見たくて、京都府立植物園に出かけてきました。ヒマラヤスギは受粉すると、1年かけて大きな樽形の果実を上向きに付け、種子が成熟すると種の付いた鱗片(種鱗)を散らして撒布します。ヒマラヤスギの花期は秋、この時期です。雄花は大きくて(高さ約5~7センチ)季節になるとよく見かけるのですが、雌花は見たことがありません。植物園の大きなヒマラヤスギの枝を丹念に探してやっと見つけました。高さ5ミリほどの小さな花です。巨大な木に何と小さな花!
23日の例会時に通る嵐山東公園にも、ヒマラヤスギの大木があります。さて、誰かこの小さな花を見つけることができるでしょうか。(下の写真、左が雌花、右が雄花)