鳥のいる風景(コシアカツバメ)

水位が下がって泥が見えた水辺に、6羽程のコシアカツバメが泥を口に咥えては飛び去る行動を繰り返していました。その間隔は凡そ10分。おそらくそう遠くない所で巣作りをしているのでしょう。口に咥えられる量はしれていますので、何回も運ばなければなりません。運んでは塗り、運んでは塗る行動を何回すれば巣が完成するのでしょう。
 鳥のさえずりを人間の言葉に置き換えることを「聞きなし」と言います。ちなみにツバメは「土食って、虫食ってしぶーい」と聞きなしますが、私にはとてもそのようには聴こえません。ツバメの「聞きなし」は声からではなく、こうした行動からきている様に思います。