公園に萩の花が咲き始めました。目にもとまらない早さで飛び回るハナバチが2種います。一つは大きなトモンハナバチ。雌の腹部に5対の黄色い紋があるので、そう呼ばれています(ちなみに雄は6対)。もう一つは小さなアオスジハナバチ。腹部背面の節に青い筋が見えるのが特徴ですが、光の加減によっては美しく虹色に見えます。前者は京都府のRDB2015版で要注目種。後者は同2002年版で絶滅危惧種にリストされていました。2015年版ではリストから外されましたが、桂川近辺では非常に少ないハチだと思います。
トモンハナバチ(雄、体長約15ミリ)
アオスジハナバチ(体長約10ミリ)