夕暮れ近くの松尾橋、80羽ほどのスズメが群れていました。先日発表された環境省らによる「モニタリングサイト1000」の生きもの調査では、スズメやツグミを含む鳥類6種の1年あたりの減少率が、環境省のレッドリストの「 絶滅危惧IB類*」「絶滅危惧II類**」に匹敵する値を示しているとのことです。特にスズメのような、農地、草地、湿地など開けた場所を繁殖期に利用するグループに減少率が高かったとのこと。スズメが群舞する桂川の景色は貴重なものであることを自覚したいと思います。
* 絶滅危惧IB類:近い将来における野生での絶滅の危険性が高い
**絶滅危惧II類:絶滅の危険が増大している種