ツツジの茂みにルリチュウレンジが発生する季節になりました。るり色の羽根を持つルリチュウレンジは、ハバチの仲間でツツジを植樹とします。写真を見て「あ、この虫知ってる!」と思いつく方も多いのでは?ツツジの葉を食べて丸坊主にするのは、大概この虫です。今朝は自宅の窓際の久留米ツツジに100匹ほどが群れて、「壮観」でした。
ルリチュウレンジの仲間、「ハバチ」は、蜂の仲間の中でも原始的な種です。幼虫は蝶や蛾の幼虫のようなイモムシで、植物の葉を食べて大きくなり、毒針もない、とても穏やかな昆虫です。以前紹介したもふもふ昆虫のクルミマルハバチもその1種です。ハバチの幼虫は左右に大きな単眼が1つずつあり、「眼が大きくてかわいい~」とイモムシ愛に目覚める方もおられます。