アカネツボミフクレフシ

 　9月30日に紹介されたアカネですが、花をよく観察すると、長さ5ミリほどの虫えい（虫こぶ）が見つかりました。アカネツボミフクレフシと名付けられています。この中にはアカネのつぼみに寄生した、アカネツボミタマバエのごく小さな幼虫が部屋を作って住んでおり、住まいのまま地上に落ちてサナギとなり、来年成虫が誕生します。生態系の中でどのような役割を果たすのかわかりませんが、毎年繰り返される命の営みです。